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2010年3月 5日 (金)

松心園と品川裕香さん講演会

ちひろの小学校のPTAお母さんから声をかけてもらって

今日は大阪府立精神医療センター主催の

「児童のこころ」

という講演会に参加してきました。

Photo_3

なんと1時から5時15分までという長丁場。

ちひろの下校時刻にかさなってるし、普段ならあきらめるとこですが、

今日は「ガイドヘルパーさんの日♪」

さらにりこも一緒に帰って、そのまんま遊ばせてもらえる

お友達に頼って。。参加できました。

みなさんのおかげです。ありがとうございました!!

。。。

まずは、「松心園」のドクターから2時間

『子どもの発達をめぐって~発達障害の理解のために~』

参加者の多くは枚方市の支援教育に関わっている現場の先生方。

定型発達の解説から非定型発達の話へ。

アンとサリーの心の理論に始まって

自閉症の三つ組や氷山モデルの話など

基本的なお話が中心でしたが、

特性の理解に必要な、大切な根っこの部分です。

そして

「子どもはどんな疾患を持っている子でも大人をよく見ています。

子どもの発達のためには、周りの大人が

楽しく子育てをし、仕事をし、

自分自身に余裕を持って、人生を楽しんでいる姿でありたいですね」

と締めくくられたのが印象的でした。

診断も告知も療育も、どこまでも子ども本人が中心なお話ぶりもさすがは専門機関「松心園」のドクターです。

そして初めてお目にかかった「教育ジャーナリストの品川裕香氏」から

「支援教育の現状と課題~今、学校はどうあるべきか~」

自身が帰国子女でアメリカ育ち

実は阿部内閣時代に教育再生委員会のメンバーだったというんで

カタイ人かと思ったら。。。関西弁!?

いきなりこんな質問でスタートしました。

「かの有名人トム・クルーズやチャーチルらもLDです。

じゃあ彼らは障害者と思いますか?」

「日本では、社会参加できるかどうかが障害者かどうかを考える傾向が強い」

これがすべてなら機能不全という障害は持っているけど

それが障害にならずにうまく社会参加できてれば◎ということに。

この考え方なら、どんな機能不全をもっていても

うまく長所を活かして、苦手を底上げできれば、障害とはいわなくなるわけです。

また、「発達的な視点」で子どもや人をとらえると

多くの事実の背景にストレスなく必要な支援を想像できるということ。

たとえば、「気の利かない人だ!」

と憤慨する場面で、・・「情報処理の仕方が自分とは違うのかな?」

「もっと違う言い方や手段で伝えてみようかな。」

ってな感じですか。

全国を取材され、事実に基づいた現実から考察され、

発達障害だけでなく、不登校やいじめや少年非行やDVについても語られました。

そして

本人も支援者である先生や親も「誤学習」の多いことを指摘されてました。

「特別支援教育は、教育的ニーズのあるすべての子どもが対象であって、決してクラスにいる気になる子どもの中から、発達障害者を見つけ出してその子を取り出して、特別な場でシエンをする・・のではありません!!」

とっても刺激的なご意見で、たくさん笑って、共感できました。

たいへん勉強になりました。

もっともっと現場の先生方みーんなに聴いてほしいお話でした。。。

ありがとうございました。

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自閉症」カテゴリの記事

コメント

素晴らしい話ですね。この考え方や価値観って、本質に近い所にあるような気がじす。「人間」とか「生きる」って感じの根幹に近い哲学ですね。感動しました。ぁりがと。

投稿: こうき | 2010年3月10日 (水) 14時01分

いや~、ごぶさた、ごぶさた。
更新のたびにお邪魔してるんやけど、コメントまで書けなくて・・・。
最後の「誤学習」のくだりで頭ガーンやった。
恥ずかしいけど、私も誤った認識でいてたわ。
特別支援学級の中だけの支援じゃないんやね。
どの学年のどのクラスのどの子供も、支援を受ける機会を等しくもっているってことや。
この違い、本当に意外と皆わかってないと思う。
ありがとう、勉強になったよ~。

投稿: こうたママ | 2010年3月11日 (木) 14時05分

>こうたママさま
いつもありがとうございます!
お元気ぃ?
そうですね~私も時々周りの方に聞かれますが
特別支援教育って難しいですよね。。
。。一緒に何か知ってもらえたなんてうれしいっすよ~

投稿: 磨磨 | 2010年3月12日 (金) 10時39分

>こうきさま
そう言っていただけると嬉しいです。
確かに社会的に成功している人には、ハンディを感じにくいですよね。
「トム氏は台本を読むのが苦手で、聴き言葉に直して覚えてるらしい」
って聞いたことありましたけど、実感わきにくかったですし。
それから、政府の選んだエライ方々ばかりの委員会に
こんな勢いのある方が参加していたなんて、なんか嬉しかったです。

投稿: 磨磨 | 2010年3月12日 (金) 10時45分

初めまして。いきなりのコメントですみません。
私は、小学二年生の男の子の母親です。
幼稚園の頃は、ユニークな子供だなぁなんてのんびり見ていたのですが…段々と…あれ?って感じる事が多くなり、1人で悩んでいました。
勇気を出して市の支援センターに子育て相談をし、もしかしたら…発達障害のかも?と松心園を教えてもらい、今日電話をしたんです。
それで、調べようとしたらこちらのブログにたどり着きました。
読ませていただいて、何だかホッとしました。
ありがとうございます。支離滅裂な文章で失礼致しました

投稿: マユミ | 2012年9月28日 (金) 19時01分

That’s really good that you share the great facts close to this topic, hence, I propose to use the support from the freelance writers job service.

投稿: MarcyNichols | 2012年10月31日 (水) 12時31分

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